田島和枝 笙ソロライブ
黄鐘調調子(おうしきちょうちょうし)
雅楽器の笙と竿により、古から伝わる夏の調べ『黄鐘調調子』の全曲を演奏
日時●8月31日(日)14:00/18:00 ※演奏前に、笙と深く関わりのある中国茶をカフェにてお楽しみいただきます
入場●2,500円(中国茶つき)
定員●各回20名
【笙(しょう)ってどんな楽器?】
約3000年前より、中国をはじめアジア各地で演奏されていた楽器、笙は、 5〜6世紀に日本へ伝来しました。以来、楽器の構造や奏法を変えることなく、
現代へと受け継がれています。その形は鳳凰が羽を休めている姿を表している と言われています。雅楽の合奏ではあまり目立つことのない笙ですが、平安時
代には独奏されることも多かったようです。
【今回は夏の調子、黄鐘調調子を演奏】
笙の独奏曲ともいうべき「調子」は、道教や陰陽五行といった思想と密接に結 びいています。6種類ある調子にはそれぞれ方角や色、そして季節が決まっています。今回は夏の調子である『黄鐘調調子(おうしきちょうちょうし)』を演奏します。色は赤。そして火を意味する調子です。その力強いシンボルとは
裏腹に、笙によって奏でられる黄鐘調子のメロディーは、低い音を基調とした、柔らかいものです。 暮れゆく夏への愛おしさ。やがてくる空高き秋を望みながら捨て切れぬ夏への想い。いにしえの人々が感じ、そして音の世界で描いた「夏の姿」を、笙の響きによって甦らせてくれます。
【復刻楽器、竿の音色】
加えて、笙の倍ぐらいの大きさの「竿(う)」という楽器も登場します。この竿は、笙と同じ頃に日本に伝わったのですが、1000年以上にわたり途絶え、
近年になって復元されました。笙が光の音であるならば、竿は太古の海のよう にやさしく、やわらかく響く音を奏でます。笙によって天空から光の音が舞い降り、そして、地球の奥からわき上がる竿の音と出会う。太古から未来へ。
音が織りなす時空を超えた空間に、身をゆだねるひとときです。
※「う」について※
表示されない漢字のため、ここでは「竿」と表記していますが、正しくはたけかんむりの下が「干」ではなく「于」です。
【笙奏者、田島和枝】
笙を豊英秋(宮内庁楽部楽長補)宮田まゆみ、石川高に、雅楽合奏を芝祐靖の 各氏に師事。国立劇場雅楽公演、八ヶ岳高原音 楽祭、タングルウッド音楽祭、
ウィーン現代音楽祭等で演奏する。ダンスとのコラボレーションでパリ連続公 演やハンガリー公演に参加するなど、笙の響きを活かした意欲的な演奏活動を
行っている。『伶楽舎』に所属。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/musubi-hime/
友吉鶴心 琵琶の世界に触れる会
花一看
第6回●夏
テーマ「花見から夏越の大祓まで」
6世紀半ば、仏教とともに海を渡り日本に伝来した琵琶。長い歴史のなかで、琵琶は音色を変え、姿を変えながら日本人の心を奏でてきました。『花一看』は、薩摩琵琶奏者・友吉鶴心とともに、季節ごとの日本の心、そして美しさを見つめていきます。
日時●9月4日(木)6日(土)15:30/19:30
入場●2,500円
定員●各回20名
演奏曲目『俊寛』--- 鶴田錦史編集
平家打倒のクーデターを企てた罪で島流しになる俊寛。愛する妻と再び会う日を胸に、過酷な流罪生活を耐える。一年後、恩赦の知らせを運んできた船。しかしそのリストに俊寛の名はなかった・・・
【友吉鶴心プロフィール】
65年浅草に生まれる。幼いときより様々な伝統芸能を学ぶ。世界的な音楽家でも ある薩摩琵琶奏者・鶴田錦史に師事。祖父の名跡を世襲する。91年、薩摩琵琶研
修会『花一期』を始める。96年、第33回日本琵琶コンクール第一位入賞にとも ない、文部大臣奨励賞、日本送協会会長賞など数々の賞を受賞する。
伝わるものを正しく守り、新しいものを創り出す姿勢を志し、国立劇場主催公演、 国際交流基金主催海外公演のほか、ロックやポップスなどとジャンルを越えたセッションを重ね、国内外の様々な舞台で活躍中。02年よりギャラリー・エフにて薩摩琵琶と日本の伝統により親しむ機会として『花一看』を開始。
花一看アーカイヴ
薩摩琵琶奏者 友吉鶴心
デュオ・リュタン
木村夫美/ヴァージナル 朝倉未来良/フルート
蔵の音・時空を超え European baroque
music in Gallery ef
バロック音楽
ヴァージナルは16、17世紀に栄えた直方体の撥弦鍵盤楽器。
フェルメールの絵にもしばしば登場する美しく、力強く、深い音色を持った楽器。フルートも当時の物がそのまま使われる。400年の昔(江戸開府の頃)西洋の人々は何を感じ、何を歌い、どう生きていたのか。それは今とは大きく違いしかも全く同じであったかもしれない。音は消え去るがそれゆえに自由に全てを超えていく。
日時●9月7日(日)14:00/18:00
入場●2,800円
定員●各回20名
曲目●W.バード/マイ・レディ・ネヴェルス・グラウンド ウィロビー卿の帰還
J.P.スヴェーリンク/わが若き命終りぬ 半音階的幻想曲
J.J.ファン・エイク/美しいダフネ
G.フレスコヴァルディ/カンツォン 他
【デュオ・リュタン プロフィール】
オリジナル楽器を用いたフルートとチェンバロ、ヴァージナルの二重奏。1993年 より東京を中心とした全国各地で活動している。歴史的楽器の特性を活かし、16〜18世紀の作品を中心に、それらの良さを親しみやすく聴衆とともに分かち合うことを信
条としている。「リュタン」とはフランス・ブルターニュ地方にいるとされる、いたず ら好きな妖精。(東北地方の「ざしきわらし」に良く似ている)
【木村 夫美(ヴァージナル)】
京都生まれ。5歳よりピアノを始め、10歳のとき桐朋学園大学附属子供のための音楽 教室に入室。中学生の頃からチェンバロの持つ音色に惹かれ、17歳のときにチェンバロ
に転向。ピアノを白樺山郁子、金子友子、故・富本陶の各氏に、チェンバロを村井頌子 、有田千代子の各氏に師事。また、室内楽を有田氏の他、故・鍋島元子、有田正広、本
間正史、花岡和生、中野哲也、鈴木雅明、山岡重治の各氏に師事。 桐朋学園大学音楽学部古楽器科卒業。現在は各地で独奏、室内楽などの演奏活動を活発
に行っている。
【朝倉 未来良(フルート)】
岩手県生まれ。中学生のときにフルートを吹き始める。高校在学中にバロック音楽に興味を持ち、17歳で有田正広氏のもとへ入門する。その後、桐朋学園大学音楽学部にすすみ、ひきつづき同氏にフラウト・トラヴェルソを師事。アンサンブルを有田氏の他、
故・鍋島元子、本間正史、花岡和生、有田千代子の各氏に師事。1987年同大学研究科を修了、第1回古楽コンクールにおいて第3位、翌年同コンクールにおいて第2位に入賞
する。その後、さまざまな古楽オーケストラ・アンサンブルへの参加を経て1995年、1997年の東京文化会館小ホールでのリサイタルなど、独奏、室内楽の分野でも意欲的に活動を続ける。最近ではいわゆるオリジナル楽器を用いたルネサンス、バロック、クラシック音楽の演奏のみならず、20世紀初めにつくられたフルートを使った近代、現代音楽、ジャズなど他分野でも活動しているが、最も力を注ぎ、また親しみを込め、日本各地での演奏を展開しているのは18世紀の作品である。
2002年2月、初めてのソロCD「Le lutin(ル・リュタン)〜いたずら好きの妖精」をリリース。
三木俊雄/テナー・サックス 上村信/ベース
JAZZ
テナーサックスとベースの対話が創るジャズ
日時●9月8日(月)19:30
入場●2,500円
定員●40名
ジャズ、それは酒場の音楽であると同時にコンサートホールの音楽でもありま
す。この芸術と芸能のはざまで発展し続ける20世紀が生んだアートフォームは今や世界中のあらゆる都市に息づいています。ストリートに、ジャズクラブに、オペラハウスに。そしてもちろん江戸時代からここ浅草に建つ蔵も例外ではありません。
日本のジャズシーンを代表するトッププレーヤーが、テナーサックスとウッド ベースで語り合うアコースティックデュオ。蔵の中で響きあうジャズの息遣いをお楽しみ下さい。
【三木 俊雄 プロフィール】
1963年 大阪府生まれ。 関西大学卒業。在学中
第五回 宝塚ジャズフェスティ バル 学生ビッグバンドコンテストでベストプレイヤー賞を受賞。 1986年 バークリー音楽大学に バークリー
プロフェッショナル スカラーシッ プを獲て留学。リッチ− コール アワードを受賞。 サックスをビル ピア ース ジョ− ヴィオラに、アレンジをハーブ
ポメロイ、 フィ ル ウィルソンに師事。 ロイ ハーグローブ (tp) ジョシュア レッドマン マーク ターナー シェーマス
ブ レイク (ts) アントニオ ハート 山田穣(as) ジェフ キーザ− 大西 順子 (p) 大坂 昌彦 ホルヘ ロッシー (ds) ポーラ
コール (vo) らと、セッションを重ねる。 1989年 同大学 プロフェッショナルミュージック科卒業後ニューヨークに移り 住み、約半年間 滞在する。その間に、ビル
エバンス (sax) 大西 順子(p) 大坂 昌彦 (ds)らとフランスに楽旅。 1990年 帰国後 約1年間 大阪を中心に、古谷
充 (as) 東原 力哉 (ds)らと 活動の後、'91年から東京で活動を始める。 現在 世良 譲 (p) 内堀勝ビッグバンド
小曽根真 (p) 池田 篤 (as) らをはじめ さまざまなセッション、ジミースコット(Vo)の来日公演、および自己の率いる10
ピースバンド「フロントページオーケストラ」で活動するほか、作曲、アレンジでも 高い評価を受けている。 なお、'97年4月から東京FM
デジタル衛星放送チャンネル ミュージックバードch 8にてジャズ番組「オープンセサミ」のパーソナリティーを担当して いる。 尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科非常勤講師
http://123.4pu.com/mikitoshi/
【上村 信(かみむら しん) プロフィール】1964年生まれ、群馬県前橋市出身。愛知県名古屋市にて大学在学中にベースを始める。92年に大坂彦&原朋直クインテットに参加。以来、8年間に渡り同グループのベーシストを務める。96年にダスコ=ゴイコヴィッチの初来日ツアーおよび、
CD "Good Old Days"/Dusko Goykovichのレコーディングに参加。97年には米国ワシントンD.C.の"桜まつり"の一環としてケネディーセンターにて開催されたコンサートに大坂&原クインテットのメンバーとして出演。現在では、自己のカルテット(緑川
英徳as、高橋徹ds、三木成能p)での活動の他に、大山日出男4、大森明4、岡崎brothers、T.M.D.(東京銘曲堂)、The
Mostなど、首都圏を中心に様々なセッションで活躍中。ハーモニーセンスの良さと、安定した力強いビートによる的確なサポートで、多くのミュージシャンから厚い信頼を寄せられている。
インドの弓奏楽器・エスラジの響き
向後隆/インド伝統楽器エスラジ 赤根彰子/タンプーラ 立岩潤三/タブラ
北インド古典音楽の演奏とインドのお話
日時●9月21日(日)14:00/18:00
入場●2,500円
定員●各回20名
【エスラジ Esraj】
本場のインドでも少々めずらしい、ベンガル地方(東インド)の弓奏楽器。胴体は木をくり抜いたものに山羊の皮が張られています。弦は約20本あり、主に弓で弾く弦は数本しかなく、フレットの下にあるその他の弦は共鳴弦として使われています。「共鳴弦」とは、2本の弦を同じ音程に合わせると、一方を弾いた時に他方の弦もうなり始め、共鳴しあって、豊かな音色効果をつくる弦のことです。この楽器はソロで古典音楽を演奏する場合もありますが、民謡の伴奏に登場することも多く、ベンガル出身のロビンドロナート・タゴール(今世紀初頭のアジアで初のノーベル賞を受賞した文学者)が文学作品以外にエスラージを使った多数の詞曲(タゴール・ソングと呼ばれていて、民衆に愛されている)を残したことでも知られていますが、後継者が少なくインドでも珍しい楽器になりつつあります。
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向後 隆(こうご たかし)プロフィール
1960年東京生まれ。
芝浦工業大学電子工学科卒。1982年、インドの弓奏楽器「エスラジ」に出会う。電子楽器メーカーのサウンドエンジニアを経て、インドに渡る。中村仁師にエスラジを師事後、ヴィシュババラティー
・タゴール国際大学のRanadhir Roy師にエスラージを師事。カルカッタにてPandit V.G.Jog師に音楽理 論を師事する。NHKテレビ・ラジオ等に出演。インド古典音楽の他にエスラジを中心として、アジ
ア・アフリカの楽器やシンセサイザーを使った作曲活動も展開している。CD制作にも意欲的で、多数発表している。
http://www.bon-music.com/
【タブラ Tabla】
北インドの代表的打楽器で、右手で叩く小さい方がタブラ、左の大きい方がバヤ。合わせてタブラと呼びます。中央の黒い円は鉄粉などを練り合わせたものが塗られていて、こ
れが多彩な音色や奏法を可能にしています。果てしなく叩き出されるリズムは時に一定になったり、はずれたり、とても複雑で無秩序に聞こえることがあります。
ところがエスラージが弾くメロディーの1拍目では、これがピタリと合うのです。これはタブラ奏者が「ターラ」と いうリズムの骨組みを捕えているからなのです。この「歌うようなリズム」は、次第に普遍的な「宇宙のリズム」
にも聞こえてくるでしょう。
--- 立岩潤三(たていわ じゅんぞう)プロフィール
1966年徳島県生まれ。1987年東京の武蔵野音楽学院(プロ養成科)にてドラムを坂田稔氏に師事。
卒業後にインドの古典パ−カッションであるタブラを吉見正樹氏、アミットロイ氏に師事。 アラブ音楽、インド音楽、ハワイアン、ロック、ポップスなど幅広いジャンルでDrums/Percを演奏。
他にも即興演奏やダンスとのコラボレ−ションなども行う。また、MIDIデータ制作、CM音楽の作/編曲、 音楽書籍執筆、音楽講師(渋谷TOKIWAMUSIC
SCHOOL) 等で活動中。
【タンプーラ
Tampura】
4〜6弦のフレットのない撥弦楽器です。この楽器はとてものんきに構えていて、始めからおわりまで一定のテンポで演奏され、ひたすらマイペースで進みます。こののんびり屋の、のんき君、実は曲の基本となる音を常に他の演奏者に伝える、という大役を担っているんです。この楽器の音程が狂ってしまうと、エスラージとタブラがどんなに良い演奏をしても、その曲を全くだめにしてしまいます。ナマケモノのようでいて、本当はこの楽器、陰の調律師なのでした。
--- 赤根彰子(あかね あきこ)プロフィール
1961年生まれ。ヨーガ研究家
共立女子大学・生活美術学科卒。大正大学大学院・仏教学修士 課程修了・文学修士。「岡倉天心の仏教観」の論文にて学長賞。 全日本仏教徒弁論大会にて優勝。大法輪閣編集部入社。学生時
代よりヨーガを実践し、インドに渡り、ヨーガ道場にて修行。 インド・シバナンダアシュラムのスワミ・クリシュナ師より、 ヨーガ教授可能証明書を受け、帰国。その後もインドに渡り、
ヨーガを研究する。 1998年、マハラシュートラ州のカイバラヤダーム・ヨーガ 大学を卒業し、日本では大変少ないインド政府公認ヨーガ教師
となる。 帰国後、東京・横浜にて、ヨーガの指導、講演・執筆等を行な う。現代ヨーガアシュラム代表。
【北インド古典音楽について】
インド音楽のルーツは紀元前2000〜1000年頃のヴェーダ時代まで遡ります。その後、11世紀頃からのイスラム教徒による侵入で、北インド音楽(イスラム文化とヒンドゥー文化の融合したもの)と南
インド音楽(ヒンドゥー文化を維持したもの)に分かれました。北インド音楽は即興性が高く、主に宮廷音楽として発達してきたものです。
北インド音楽には、「ラーガ
(RAGA)」と呼ばれる音階的な旋法が多数あり、それは「心に響きわたる色彩」ともいわれ、インド音楽独特の旋律を生む核心になっています。それぞれのラーガには基本的な音階や強調される音、特徴を表わす旋律、演奏される時間帯などが決められていて、演奏
者はラーガのこれらのキャラクターを崩さないよう、定められた規則のもとに自由に音を作り出して いきます。
また、インドのリズムは「ターラ (TARA)」と呼ばれ、打楽器の音を“ダ”“ディン”といっ た言葉で表したもので構成されています。タブラ(北インドの代表的打楽器)奏者はこの「ターラ」というリズムの法則を踏まえながら、即興でバリエーションをつくっていきます。
メロディー奏者とタブラ奏者は、お互いに即興をし、かけあいをしていきます。メロディー奏者 (エスラージやシタール奏者)が即興に入っている時は、タブラ奏者は基本的なリズムをキープし続
け、反対にタブラ奏者が即興に入ると、メロディー奏者は決まった旋律を繰り返し、どちらもリズム の1拍目でか、あるいは旋律の頭に戻ってくるように即興を展開していきます。
インド音楽を聴いていると、初めと終わりがなく、円の中をグルグル回っている様に感じることがあ るかも知れません。これは、「0(ゼロ)」を発見したインド人ならではの音楽、宗教、輪廻思想に
深くかかわっているのです。果てしのないサークル、メビウスの輪から次々と生み出される旋律とリズムは、創造と破壊の神、シヴァの力を借りている様でもあります。この音楽を「即興の魔術」と言
わずして、何と言えましょう。
天鼓(てんくう)
暁天+Percussion 花
ディジュリドゥ/胡弓/カリンバ 他
世界各地の民族楽器を奏で、心に浮かぶ自然の風景、魂の旅を音楽に。
日時●9月23日(火・祝)14:00/18:00
入場●2,800円
定員●各回25名
【天鼓 プロフィール】
2000年、赤城山夜の林でのライトアップライブで100名余の観客を魅了。暁天とPercussion花によるユニット「天鼓」が誕生する。以来各地で活躍を続けている。世界各地の民族楽器から、ここちよい音を紡ぎ出す二人。自然を心で感じ、その情景を音の抽象画として描き出す。世代を問わず聴く者をやさしい気持ちにしてくれる「天鼓」のサウンドは、学校公演、バリアフリーイベント、現代ダンスやインド古典舞踊とのコラボ
レーション、カフェ、エスニックレストラン、ギャラリーライブなど、様々なところで求められている。
2003年より、Percussion花による演奏とともに暁天がライブ・ドローイングを行なうスタイルも展開、今後ますます活躍が楽しみなユニットである。
【暁天 プロフィール】
イラストレーター、オブジェ作家として活躍する中、インド、アフリカ、屋久島と旅を重ねる。各地で出会った民族楽器に魅了され、より高品質なものを自身で製作するようになる。漆工芸による芸術性と、プロ仕様の音質を追求した作品。それらを「天鼓」やソロ活動で演奏する一方、民族楽器講師としても活躍している。
【Percussion
花 プロフィール】
「アフリカンたいこ教室」主宰。 中央アフリカ旧ザイール音楽のグループに4年在籍。97年CD発売。民族楽器ユニット「天鼓」、Djembe & Tap「スキップッポイ」を展開するほか、NHK「おかあさんといっしょ」のうたのおねえさんや、
J-POPを始め様々なアーティストと共演活躍中。
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