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 女の子の若さとセクシーさが消費されることに飽きた女性たちが集まり生まれた紫ベビードール。ビバーチェとしての彼女はその活動を通じて、本物のバーレスクに出会い、そしてチェリータイフーンになった。あくまで日本人の感覚でバーレスクを解釈する彼女は、これからどういった活動をしていくのだろうか?

 


 

 バーレスクは決してネガティブなものではなく、女性の身体にいろいろな素晴らしさがあって、それを使って色々な素敵なことができる、という優しくも美しい世界。見せてやるわよっていう押し付けがましいものでもないし、観ることに罪悪感も必要ありません。だから、バーレスクを多くの人に観てほしいと思いますね。大人がちょっと楽しく息を抜きたいときに観てほしい。ああ、おもしろかったね、また一週間頑張ろう!と言って帰れるぐらいの身近なものになってほしいのです。

 今は浅草に住んでいるから、浅草に集まる人々と出会いたい。大好きな浅草で、色々と楽しいことを始めたいという夢があります。浅草は日本のバーレスクが発展した土地の一つでもあるから、大人のバーレスクイベントもいつか出現したら素敵ですね。どこでやるか?場所は問わないけれど、まずは色々な人と出会いたいですね。団体、個人の垣根を越えて、それぞれに素敵な活動をしている人たちが一緒におもしろいことをやって、終わると「じゃあ、また」みたいな。ジャズのセッションみたいに自由に。それを見たお客様の心も軽やかに自由になるイベント、それが最高だと思います。

 


photo | Shinsuke KOTANI

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