hanaichikan ARCHIVE | 2002-2017

 

開催年
テーマ/タイトル
第14章

2016.04 - 2017.02

たけるのこころ
第13章
2015.04 - 2016.02 やまとごころ
第12章
2014.04 - 2015.02 古典のちから
第11章
2013.05 - 2014.02 うたかた〜方丈記ヲ歌フ
第10章
2012.06 - 2013.02 平家儚常 >>
第9章
2011.07 - 2012.02 Requiem >>
第8章
2010.05 - 2011.01 琵琶図鑑 >>
第7章
2009.06 - 2010.02 古典を看る|橋本治対談 >>
第6章
2008.04 - 2009.03 琵琶饗演 >>
第5章
2007.04 - 2008.01 古典の新作|橋本治作品 >>
第4章
2005.04 - 2007.01 その時歴史が動いた >>
第3章
2004.04 - 2005.02 日本の芸能史 >>
第2章
2003.05 - 2004.03 日本の美学 >>
第1章
2002.04 - 2003.02 琵琶の歴史と変遷 >>

 


第 14 章

2016年春からの第14章では「たけるのこころ」と題し、いにしえより日本人が「武」という文字に託してきた様々な想いを琵琶音楽に探ります。

第60回
2017年2月4日(土)14:00/18:00
『西郷隆盛』

別会
2016年12月10日(土)14:00/18:00
『雪晴れ』

第59回
2016年9月19日(月祝)14:00/18:00
『城山』西郷隆盛

第58回
2016年7月2日(土)15:00/19:00
『伊豆の御難』日蓮上人

第57回
2016年4月9日(土)15:00/19:00
『湖水乗切』明智左馬之介

 

第 13 章

2015年春からの『花一看』第13章では、友吉鶴心と親交の深い文化人をトークゲストに招き、いま失われつつある「やまとごころ」を探求します。初めての試みとしてゲストによる選曲で演奏をお届けします。

第56回
2016年2月13日(土)15:00/19:00
『春の宴』「源氏物語 胡蝶の巻」より
対談ゲスト:
加賀美由加里氏
LOOM NIPPON 代表

別会
2015年12月12日(土)15:00/19:00
『雪晴れ』
対談ゲスト:
橋本 治氏
作家

第55回
2015年10月3日(土)15:00/19:00
『敦盛』
対談ゲスト:
井関宗脩氏
茶道家/日本文化研究家 「星岡」主宰

第54回
2015年7月11日(土)15:00/19:00
『壇ノ浦』
対談ゲスト:雑賀淑子氏
バレエダンサー/サイガバレエ主宰

第53回
2015年4月29日(水祝)15:00/19:00
『城壁のハムレット』
対談ゲスト:丹生谷真美氏
随筆家/フィニッシングスクール
主宰

 

第 12 章

「武士の音楽」と言われた薩摩琵琶は、先駆者たちによって江戸幕末から「近代琵琶」となり、更には鶴田錦史の出現により「音楽としての琵琶」の確立がなされました。鶴田錦史が遺した琵琶音楽の基礎にこそ未来への「鍵」があると信じる友吉鶴心は、2014年春からの『花一看』第12章を『古典のちから』と題し、「古典曲」とじっくり向き合います。

第52回
2015年2月21日(土)15:00/19:00
『那須与一』

別会
2014年12月13日(土)15:00/19:00
『雪晴れ』

第51回
2014年9月27日(土)15:00/19:00
『川中島』

第50回
2014年6月28日(土)15:00/19:00
『湖水乗切』

第49回
2014年4月12日(土)15:00/19:00
『敦盛』

 

 

第 11 章

第11章『うたかた 〜方丈記ヲ歌フ』では、友吉鶴心の新たな「歌語り」が始まります。
琵琶愛好家でもあった鴨長明は、平安の世に起きた様々な災害の現場を自らの足で取材して『方丈記』を記しました。800年以上の時を経て現代にも共通する被害状況や人々の有り様を新作曲に乗せ、生まれては消えゆく音に漂う物語を旅します。琵琶音楽が語る「うたのかたち」をお楽しみください。

第48回
2014年2月15日(土)15:00/19:00

第47回
2013年12月21日(土)15:00/19:00

第46回
2013年9月28日(土)15:00/19:00

第45回
2013年5月11日(土)15:00/19:00

第 10 章

花一看第10章『平家儚常(へいけむじょう)』では、平家物語より様々な視点から『ものの哀れ』をテーマに上演いたします。

2013年2月16日(土)15:00/19:00 17日(日)14:00
第44回平家儚常/4話『敦盛』

第4話では、平家物語『敦盛最期』から題材を得た近代薩摩琵琶曲『敦盛』の全曲を解説とともに上演。828年前の須磨明石の浦、清盛の甥にあたる平敦盛の最期の物語を、鶴田錦史ならではの曲調でお聞きいただきます。

photo | Tomo.Yun

2012年12月15日(土)15:00/19:00
第43回平家儚常/3話『壇の浦』

第3話では、映画《怪談》の音楽として生まれながら、近代琵琶音楽の代名詞ともなった『壇の浦』全曲を解説とともに上演。825年前、長門(山口県下関)壇ノ浦で繰り広げられた源平最期の戦いの様子を、鶴田錦史ならではの曲調でお聞きいただきます。

2012年9月29日(土)15:00/19:00
第42回平家儚常/2話『俊寛』

第2話では『俊寛』の物語を解説とともに上演。平家打倒のクーデターを企てた罪で島流しになった俊寛。過酷な流罪生活に耐え、一年後、船が恩赦の知らせを運んで来る。しかしその便りには、俊寛の名だけがなかった…。平家物語からの出典を、鶴田錦史ならではの曲調でお聞きいただきます。

2012年6月23日(土)15:00/19:00
第41回平家儚常/1話『雨』

第1話では、作家・橋本 治と友吉鶴心の共作《古典の新作》より『雨』を解説とともに上演。橋本 治『双調平家物語』序章『雨』の段。即ち、大化の改新の物語です。

第 9 章

花一看第9章『Requiem(レクイエム)』では、語られる物語の中の〈鎮魂〉に焦点を当て、琵琶音楽の持つ本質的な1ページを開きます。


photo | Tomo.Yun

2012年2月25日(土)15:00/19:00
第40回Requiem/4話『壇の浦』

第4話では、平清盛によって築かれ、様々な思いを抱きながらも壇の浦の藻屑と消えゆく平家の最期を語った作品『壇の浦』を解説とともに上演。
また、琵琶楽を近代音楽へ大成させた鶴田錦史生誕100年を憶え、『鶴田錦史と近代琵琶楽』の第四講をお届けいたします。

2011年12月23日(祝)15:00/19:00
第39回Requiem/3話『雪晴れ』

第3話では、鳴物に望月左太寿郎を迎え、毎年12月恒例の赤穂浪士討入りを語った『雪晴れ』を上演。
また、琵琶楽を近代音楽へ大成させた鶴田錦史生誕100年を憶え、『鶴田錦史と近代琵琶楽』の第三講をお届けいたします。

2011年10月1日(土)15:00/19:00
第38回Requiem/2話『白峯』

第2話では、作家・橋本 治と友吉鶴心の共作《古典の新作》より
『白峯』を解説とともに上演。
平安末期、深い思いを遺し、流罪の地、四国・白峯に露と消えた崇徳天皇。その魂を弔う旅に出た西行法師の物語です。
また、琵琶楽を近代音楽へ大成させた鶴田錦史生誕100年を憶え、
『鶴田錦史と近代琵琶楽』の第二講をお届けいたします。

2011年7月2日(土)15:00/19:00
第37回Requiem/1話『本能寺』

第1話では、明智光秀の謀反に立ち向かう織田信長が、炎の中に立ちすくむ『本能寺』を解説と共に上演。
また、琵琶楽を近代音楽へ大成させた鶴田錦史(つるたきんし)生誕100年を憶え、『鶴田錦史と近代琵琶楽』の第一講をお届けいたします。


 

第 8 章

花一看第8章『琵琶図鑑』では、友吉鶴心と交流の深い様々な分野の第一人者を招き、琵琶音楽の昔と今をふまえ、未来とその可能性を見つめます。

 

2011年1月29日(土)15:00/19:00
第36回琵琶図鑑/4話『佐津間琵琶の未来』
ゲスト|佐藤幹夫氏(NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』演出家)
演奏曲目|城山(作|勝海舟 改編|鶴田錦史)

第4回『薩摩琵琶の未来』では、激動の明治期を描いたNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』の演出家・佐藤幹夫監督を招き、薩摩琵琶音楽が最も普及した明治期の背景から現代、そして未来への流れを探ります。

佐藤幹夫 プロフィール
元NHKドラマディレクター、脚本家。《坂の上の雲》《蝉しぐれ》《聖徳太子》《秀吉》《海の群星》《太平記》《破獄》始め、数多の作品を手掛けるテレビドラマ界屈指の演出家。

 

2010年12月16日(木)19:30
第8章『琵琶図鑑』別会『赤穂浪士討入り』
ゲスト|望月左太寿郎(鳴物)、橘内 幹(鳴物)
演奏曲目|雪晴れ(勝海舟作/
鶴田錦史改編)

2010年9月26日(日)14:00/18:00
第35回琵琶図鑑/3話『語りもの芸能の源』
ゲスト|橋本 治(作家)
演奏曲目|嶋の為朝(橋本治作詞/友吉鶴心作曲)

第3回『語りもの芸能の源』では、古典芸能に造詣も深く、大作『双調 平家物語』の作者・橋本治氏を招き、「平家物語」にまつわる講話の中に琵琶音楽の軌跡を探求します。

橋本 治(はしもとおさむ)プロフィール
1948年東京生まれ。イラストレーターより小説家に転身。小説・評論・戯曲・古典の現代語訳・エッセイ・芝居の演出等、あらゆるジャンルで精力的な活動を行う。『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作、『双調 平家物語』で第62回毎日出版文化賞を受けるなど受賞歴多数。

2010年7月24日(土)15:00/19:00
第34回琵琶図鑑/第2話『節から歌物へ』

ゲスト|綿村松輝(日本大学芸術学部音楽学科教授)
演奏曲目|壇の浦

第2回『節から歌物へ』では、声明の研究も踏まえ現代作曲家として名高い綿村松輝氏を招き、日本の歌の「節」にまつわる様々な講話の中に、「歌物」としての琵琶音楽の軌跡を探求します。

綿村松輝(わたむらまつき)氏プロフィール
日本大学藝術楽部音楽学科教授。作曲家・合唱指揮者。声明を研鑽する。主な作品に『フルートとチェロとピアノのための三重奏曲』『弦楽四重奏曲第四番』『弦楽四重奏曲第六番』等々。日本現代音楽協会会員。青樹舎同人。

2010年5月23日(日)14:00/18:00
第33回琵琶図鑑/第1話『渡来音楽から国楽へ』

ゲスト|安倍季昌(元宮内庁式部職楽部楽長)
演奏曲目|俊寛

第1回『渡来音楽から国楽へ』では、人生の大半を宮中での奉仕に捧げてきた京都方楽家二十九世・安倍季昌氏(元宮内庁式部職楽部楽長)を招き、ベールに包まれ神秘的な「雅楽」にまつわる講話の中に琵琶音楽の軌跡を探求します。

安倍季昌(あべすえまさ)氏プロフィール
平安時代より29世を数える京都方楽家。この春、宮内庁式部職楽部楽長を退官。著書に『絵で読む楽家録』(書肆フロ−ラ)『雅楽がわかる本 ー 千年の楽家が伝える雅楽の世界』『雅楽 篳篥 千年の秘伝』 (たちばな出版) 他。

 

タイトルロゴは象形文字研究家・王超鷹によるデザインです
(C) JIBO


 

第 7 章

花一看第7章では、作家・橋本治氏を招き、演奏曲(約15分)と対談(約45分)をお届けします。
1994年、「不器用な男の美学」をテーマに『ヴェニスに死す』を共作した出会いから、「古典の新作」をコンセプトに『城壁のハムレット』『日本海海戦』など、十作品の琵琶音楽の作詞/作曲に取り組んできた二人。
第7章『古典を看(み)る』では、改めて薩摩琵琶の古典曲に焦点を当て、それぞれが解釈する「古典」を見つめます。
それは、現代における琵琶音楽の生き様を探求する旅でもあります。

第1回〜3回まで、象形文字研究家・王超鷹による文字の変遷をデザインしました。
甲骨文字/小篆文字/創作文字/出演者直筆
(C) JIBO

2010年2月14日(日)14:00/18:00
第32回古典を看る/第4話『日本海海戦』

 

2009年12月12日(土)15:00/19:00
第31回古典を看る/第3話『雪晴れ』

毎年12月恒例、赤穂浪士討入りを歌った曲です。

 

2009年 9月12日(土)15:00/19:00
第30回古典を看る/第2話『城山』

演目は明治維新を背景にした『城山』。西南戦争最後の激戦地となった城山(鹿児島)において、死を覚悟した西郷隆盛の心情を描いた曲です。

 

2009年 6月27日(土)15:00/19:00
第29回古典を看る/第1話『湖水乗切』

演目は安土桃山時代を背景にした『湖水乗切 (こすいのっきり)』。馬の名手であった明智家の家老・明智左馬介光俊(秀満)が、琵琶湖に面した坂本城へ向かう際、秀吉軍を避けて愛馬大鹿毛(おおかげ)とともに琵琶湖を真一文字に渡ったという「明智左馬助の湖水渡り」の伝説を物語る唄です。


 

第 6 章

友吉鶴心がこれまでに共演してきた様々なジャンルの表現者たちを招き、生まれる息吹を待ち続ける琵琶音楽の未来とその可能性を見つめます。

 

2009年 4月23日(木)
第28回琵琶饗演第3話
「エクリプス」with 藤原道山(尺八奏者)


photo | Tomo.Yun

藤原道山(ふじわらどうざん)尺八奏者・作曲

10歳より尺八を始め、人間国宝 山本邦山に師事。東京芸術大学大学院音楽研究科修了。2001年アルバム「UTA」でCDデビュー。以来、「空-ku-」<千住明プロデュース>、トラディショナルアルバム「壱」、「かざうた」<武部聡志プロデュース>、「響-kyo-」<藤原道山×冨田 勲>、並行してピアノ/妹尾武、チェロ/古川展生でのユニット『KOBUDO-古武道-』を結成、「KOBUDO」「風の都」をリリース、これまでに計9枚の発表となる。アルバム・コンサート制作、舞台音楽制作、松竹映画・山田洋次監督・木村拓哉主演『武士の一分』では、ゲスト・ミュージシャンとして音楽に参加、またウィーン・フィルメンバーによるスペシャルアンサンブルとも共演するなど幅広く活動。2/25には、日本の四季をテーマにしたアルバム「故郷〜日本の四季」をリリース。

オフィシャルホームページ|http://www.dozan.jp



2008年 12月11日(木)
第27回琵琶饗演別会
ギャラリー・エフ冬の音楽会月間『月夜の森』参加

赤穂浪士討入りにまつわる講話と演奏『雪晴れ』
with 望月左太寿郎(鳴物)、橘内 幹(鳴物)

 


 

2008年 10月18日(土)
第26回琵琶饗演第2話
「奈須与市語(なすのよいちがたり)」with 野村扇丞(狂言師)

野村扇丞 (のむらせんじょう)

1972年、二世野村祐丞(重要無形文化財総合指定)の長男として石川県金沢市に生まれる。
初世 野村萬(人間国宝、芸術院会員)及び九世野村万蔵、故五世 野村万之丞、父に師事。
1982年、狂言「痺り」にて初舞台・初シテを勤める。
1992年、大曲「奈須与市語」を披き、1994年より野村万蔵家の内弟子として狂言の修行をするため上京。7年間の修行の後、地元金沢に戻り、富山・石川・福井の北陸を主な活動の拠点としながら、日本国内に限らず海外公演にも数多く参加し、狂言の普及・発展に努めている。現在、石川県立中島高校の演劇授業でも狂言を指導。
舞台活動としては、「千歳」「三番叟」「金岡」「釣狐」などの大曲・秘曲を披く。
万之丞没後、拠点を東京に移し、活動展開をしている。
日本体育大学伝統芸能コースの非常勤講師を務める。東京在住。
(社)能楽協会会員、(社)金沢能楽会理事、石川県能楽楽師会理事、金沢市芸能育成事業推進委員会理事。


 

2008年4月19日(土)
第25回琵琶饗演第1話「敦盛」with 金大偉(映像作家/ミュージシャン)


photo | Tomo.Yun

金 大偉(きんたいい)

中国生まれ。来日後、独自の技法と多彩なイマジネーションによって音楽、映像、美術などの世界を統合的に表現。近年はアジアをテーマに音楽や映像作品を創作するほか、映像空間展示、ファッションショー、国内外にて音楽コンサートやイベントを行い、様々な要素を融合した斬新な空間や作品を創出。各分野において高い評価を受けている。
中国の少数民族ナシ続の伝統歌とコンピュータ音楽を融合させた最新CD『TOMPA 2』『TOMPA 3』好評発売中。2008年8月にはギャラリー・エフにて映像空間展を開催予定。

http://www.kintaii.com

 


 

第 5 章

伝統を真摯に引き継ぎながらも、ロック、ポップス、舞踊、アートとの共演など、常に新しい試みにも扉を開き、楽器の可能性を広げてきた友吉鶴心。花一看第5章では、友吉鶴心が1990年代から作家・橋本治氏と共に取り組んできた「古典の新作」の世界を紹介し、薩摩琵琶が現代に生きる姿を見つめます。

 

1月24日(木)/26日(土)
第24回古典の新作/第4話「日本海海戦」作詞|橋本治


 

2007年 12月13日(木)

ギャラリー・エフ音楽会月間『月夜の森 Vl』参加

別会「討ち入り」
演奏曲目『雪晴れ』
討ち入りを終え泉岳寺へと向かう義士たちの頭上には、
澄み切った雪晴れの青空が輝いていた。

 


 

2007年 10月11日(木)/13日(土)
第23回古典の新作/第3話「白峯」作詞|橋本治

 


 

2007年 7月19日(木)/21日(土)
第22回古典の新作/第2話「雨」(大化の改新)作詞|橋本治

 


 

2007年 4月21日(土)
第21回古典の新作/第1話「城壁のハムレット」作詞|橋本治

 


 

第 4 章

『花一看』第4章では、季節ごとに取り上げる演奏曲の時代背景、人物像、歴史の風景を広くご紹介する講話(約60分)と演奏をお楽しみいただきます。

 

2007年 1月27日(土)
第20回その時歴史が動いた/第8話「徳川三代家光」
演奏曲目『愛宕山』


港区愛宕山神社 誉れの石段

 


 

2006年 12月14日(木)

別会「赤穂浪士」
演奏曲目『雪晴れ』
討ち入りを終え泉岳寺へと向かう義士たちの頭上には、
澄み切った雪晴れの青空が輝いていた。

 


 

2006年 10月5日(木)/7日(土)
第19回その時歴史が動いた/第7話「白虎隊」
演奏曲目『白虎隊』


白虎隊討伐に用いられた御旗 淵川家所蔵

 


2006年 7月20日(木)/22日(土)

第18回その時歴史が動いた/第6話「西郷隆盛」
演奏曲目『城山』


キヨソネ筆西郷隆盛肖像画
鹿児島県歴史資料センター黎明館所蔵

 


 

2006年 4月20日(木)22日(土)

第17回その時歴史が動いた/第5話「川中島の戦」
演奏曲目『川中島』
作詞吉水経和 編曲鶴田錦史

歌川国芳『川中島合戦』大判三枚続 安政二年(1855)九月 上州屋金蔵
提供:NPO長野浮世絵研究会

 


 

2006年 2月23日(木)25日(土)

第16回その時歴史が動いた/第4話「那須与一」
演奏曲目『那須誉一抄』

『那須与一扇の的図』高松市歴史資料館所蔵
狩野休圓 江戸時代中期

 


 

2005年 12月14日(水)

別会「赤穂浪士」
演奏曲目『雪晴れ』
討ち入りを終え泉岳寺へと向かう義士たちの頭上には、
澄み切った雪晴れの青空が輝いていた。

 


 

2005年 10月27日(木)/29日(土)
第15回その時歴史が動いた/第3話「織田信長」
演奏曲目『本能寺』

織田信長印「天下布武」

 


 

2005年 7月21日(木)/23日(土)
第14回その時歴史が動いた/第2話「日蓮上人」
演奏曲目『伊豆の御難』

錦絵『日蓮大菩薩真実伝広告』玉園画
早稲田大学図書館蔵

 


 

2005年 4月21日/23日
第13回その時歴史が動いた/第1話「平敦盛」
演奏曲目『敦盛』

『敦盛絵巻』早稲田大学図書館蔵
伝飛鳥井雅親息女一位局筆 室町時代後期

 


 

第 3 章

2004年春から始まる新しい講話のテーマは《日本の芸能史》。私たちの暮らしのなかには、芸能を通して広まったしきたりや儀式が意外と残っているのです。例えば結納の席での上座と下座の関係、など。 様々な芸能の歴史に触れながら、またひとつ生活のなかの日本の美を発見してください。

flyer design: Gallery ef


2005年2月24日/26日
第12回日本の芸能史/第4話
「総集編」
演奏曲目『日本海海戦』

2004年10月16日
第11回日本の芸能史/第3話
「各地に根付く芸能」
演奏曲目
『壇の浦』

2004年6月24日/26日
第10回日本の芸能史/第2話
「都から発信された芸能」
演奏曲目『川中島』

2004年4月24日/25日
第9回日本の芸能史/第1話
「儀式から芸能へ」
演奏曲目『敦盛』

 


 

第 2 章

再び春を迎え、これからの『花一看』では、季節ごとの日本の心、日本の美学についての講話、曲の解説(約1時間)と、演奏(約30分)をお楽しみいただきます。『花一看』は、薩摩琵琶奏者・友吉鶴心とともに、季節ごとの日本の心、そして美しさを見つめていきます。

 


2004年3月11日/13日
第8回
「実りの頃から大つごもりまで」
演奏曲目『勧進帳』


2003年12月11日/13日
第7回
「涼の頃から月見まで」
演奏曲目『雪晴れ』

2003年9月4日/6日
第6回
花見から夏越の大祓まで」
演奏曲目『俊寛』
鶴田錦史編集


2003年5月8日/10日
第5回
「神を迎える正月から花見の頃まで」
演奏曲目『本能寺』

 


 

第 1 章

6世紀半ば、仏教とともに海を渡り日本に伝来した琵琶。長い歴史のなかで、琵琶は音色を変え、姿を変えながら日本人の心を奏でてきました。『花一看』は、薩摩琵琶奏者・友吉鶴心ともに、琵琶の歴史をひもときながら「日本の美」を見つめていきます。

1年に4回のペースで開催される『花一看』は、季節ごとに曲目を選び、講話のテーマでは奈良時代〜現代までを大きく4つに分け、その時代背景と楽器の変遷をたどります。

flyer design: Gallery ef

2003年2月20日/22日
第4回
「維新に花咲く音楽 リーダーたちの楽器〜幕末から明治へ」
演奏曲目『那須譽一』『勧進帳』

 


 

2002年12月14日/16日
別回UCHI-IRI
「討ち入りから300年〜義士たちの美学」
演奏曲目『雪晴れ』

赤穂の浪士47名は、元禄15年(1702)12月14日
吉良邸に討ち入り本懐を遂げ、義士となりました。
300年経ったこの夜、義士たちの真相にせまり、
『忠臣蔵』に見る江戸の武士の美学をひもときます。

 


 

2002年11月14日/16日
第3回
「武士のSOUL 〜薩摩に生れた琵琶〜室町から江戸へ」
演奏曲目『城山』

 


 

2002年8月1日/3日
第2回
「歩みだした楽器たち 〜物語の遊行、都から鎌倉・室町へ」
演奏曲目『湖水乗切』

 


 

2002年 4月17日/20日
第1回
「海を渡った楽器たち 〜琵琶楽の誕生と奈良・平安の物語」
演奏曲目『敦盛』

 


 

友吉鶴心 オーストリア公演が大盛況のうちに終了いたしました!

字坊 PRESENTS 日中アーティスト合同展覧会『Yi Dong 逸動』
特別公演『春の調べ』

2007年2月28日(水)於:フォアアールベルク州州立図書館ホール/ブレゲンツ

フォトレポートはこちらから
別ウィンドウで『逸動』サイトが開きます。「report」のところで写真をご覧いただけます。

 


 

『花一看』では、通常の演奏会では体験できない、終演後の質問コーナーや、演奏に使用した楽器に触れていただいたりと、お話の上手な友吉さんならではの時間を楽しく過ごしていただいています。アンケートへのご協力もたくさんいただき、ありがとうございます。


【Vol.10のアンケートより】
人生23年目にして初びわ体験でした。空間とも合って、聴いたというよりも本当に「体験」した感じです。圧倒されました。とても純粋に面白い!と思いました。効果音もストーリーも唄の迫力も、壮大で、ロマンのある風景を見ているような気持ちになったり。改めて歴史や日本の美しさを思ったり。上手く言えませんが、知識欲に刺激受けまくりだったし、すごく良いものでお腹いっぱい満たされたような気分です。

楽しい説明とそれに続く歌で、すっと心に気持良く入りました。また聞きたいと思います。

琵琶の楽器としての美しさに魅かれ、三度目の訪れとなりました。今回もとても力強い響きに胸をうたれました。

久しぶりに「学び」ました。生きるモチベーションとでもいうべきでしょうか。「なぜ?」と感じることがおっくうになって、「もう長く生きてきたから大丈夫」というような安心感が完全になくなりました。まだまだ学ばなければならないことが多いなと。少しあせりが生じました。祖母が「茶道には無駄がない」と言って教えてくれた理由を今実感。何物にも理由があるのだなと。言い訳でないしっかりした理由があるのだなと。体で感じる「教え」を忘れることなく、これからも切磋琢磨して試行錯誤してがんばります。

【Vol.9のアンケートより】
演奏はもちろんなんですが、講演もとても楽しかったです。神事や民俗芸能に興味があるので、今回のテーマは必聴!!と思ってきました。曲目についてもくわしい解説をして頂けるので、ただ演奏を聞くよりも感情移入できたり情景が浮かんだり、本当に感動します。

学生時代に日本の伝統芸能をかじったことがありましたが、また違った切り口から芸能を見ることができ楽しかったです。生で琵琶の語りを聴くのは初めてでしたが、詳しい解説のおかげで味わいながら聴くことができました。

【Vol.8・冬のアンケートより】
私たちが日々いかに"ビジュアル"に頼っているか、ということを改めて感じ、それはとてももったいないことだと思いました。演奏を聞かせていただいたのは2度目です。本当は一年間を通してコンスタントに来たい・・今日は素敵な時間を過ごさせていただきました。

お話、大変興味深く聞かせていただきました。秋より一年が始まるとのお話の関連で、冬至の太陽信仰との関係について考えてしまいました。琵琶の演奏、今回初めて聞きましたが、楽しかったです。ワクワク、ドキドキでした。

毎回、興味深いお話を面白く聞けて、楽しい時間を過ごせました。今回は演奏の時に弦がゆれるのがとてもキレイで、見とれてしまいました。空気が震えて、別空間に飛んだカンジでした。気持ちよかったです。また次回を楽しみにしています。

【Vol.5・春のアンケートより】
まず琵琶のバチの大きさに驚きました。「本能寺」という演目は、案外アヴァンギャルドな感じがしました。確かにドラマティックでもありますね。

日本の美が集約されている、というお話にはとても感銘を受けました。

演奏の前のお話はとても興味深かったです。琵琶の演奏は初めて聴いたのでとても新鮮でした。

初めて生で琵琶の演奏を聞きました。大変素晴らしい音色に感動です!アートとのコラボも素晴らしかったです。

大学の講義を聴いているようでとても勉強になり、解説の後の演奏は目を閉じて、自分なりの場面を浮かべ聞いておりました。

普段なにげなく生活していて忘れてしまいそうなことを、改めて見つめ直す機会ができて、勉強になりました。来年からはお箸は一つ多く用意して正月を迎えたいと思っております。

【Vol.4・冬のアンケートより】
すごい面白かったです。恥ずかしながら、今日の演奏のお話を知りませんでした。が、今日をきっかけに、少し、勉強しようかな・・と。説明があったので、演奏も楽しめました。次回もぜひ!来たいと思ってます。今まで、意味もわからず歌舞伎を見に行っていたのが、もったいない!! 日本の文化、面白いですね。今日はよい機会でした。

演題の解説を聞かせていただいてよかったと思います。めずらしい譜面も拝見しました。

琵琶の音色のもの悲しさとはげしさが幻想の世界に導いて下さいました。

「日本の美しさ」の入口を感じさせてもらえたような気がする。

初めて琵琶を生で聴きました。演奏も素晴らしかったけれど、お話が本当に楽しかったです。絶対にまた来ます。

2回目ですが、初回での予備知識が多少あったので前回より少しだけ琵琶がわかってきた気がしました。それ以外にあまり歴史は得意ではありませんが、あ〜社会歴史の先生が友吉先生だったら少しは人生が変わったのにと思うくらいわかりやすい時代背景で、楽しいですね!!

薩摩琵琶奏者・友吉鶴心 www.biwagaku.com