『悠久への時を誘う』

十三年目を迎える『月夜の森』、

今年は、171年ぶりの珍しい『後（のち）の十三夜』の月が、
11月5日に各地で観察された『ミラクルムーン』の年。

私は、この11月に三度目のインドを訪問。
奈良・薬師寺の僧侶の方々と法要を目的とした巡拝に参加、献奏を行います。

これは、現在修復修理が行われている、薬師寺 東塔大修理の為の法要がインドで行われます。
東塔は、約1270年ぶりに塔の礎石から、全ての柱が取り除かれて修復されます。

光栄なことに私は、東塔の修復への始まりから関わらせて頂き、足場を組んだ塔の上で笛を吹かせて頂き、
塔内の中心の柱の前でも、柱が取り除かれた礎石の前でも、重ねてお許しを頂き、平穏無事を祈り、笛を吹かせて頂くことが出来ました。

このおもいは、2500年前にお釈迦様が存在されていらした時代まで遡り、感じさせて頂く事へと繋がります。

冬至を迎える二十日の夜に、みなさまを悠久へとお誘いできたらと思います。

皆様のお越しをお待ち申し上げております。

雲龍 拝

雲龍（うんりゅう）

横笛をはじめ土笛、コアガラスの笛、息吹之笛など様々な笛を演奏。
細野晴臣with環太平洋モンゴロイドユニットのメンバーとしての活動。
2007年龍村仁監督映画『地球交響曲第六番』虚空の音の章に出演。
2012年比叡山延暦寺根本中堂にて『地球への祈り』、奈良・天河大辨財天社 復興音楽祭、
2013年 出雲大社大遷宮奉祝コンサートに参加。
2014年 高知・五台山 竹林寺 平成のご開帳、万燈会の法要で献奏。
熊野本宮大社、日枝神社、高千穂神社、薬師寺、高野山 他にて献笛を行い、イギリス、フランス、米国・アリゾナ、インド、カナダ、台湾、韓国、ハワイ島の聖地でも演奏を行い、今年は、薬師寺東塔大修理法要の為、三度目のインドにミャンマーを巡拝し、献奏を行う。

LINK: 雲龍 オフィシャルウェブサイト

雲龍さんのエフでの音体験　>>