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下條ユリ
Memento Mori(メメント・モリ)
絵画

会期|20143月12日(水)〜4月6日(日)
12:00〜19:00|火曜休|入場無料

 

2013年、京都法然院で開催した、日本では11年ぶりとなる個展から1年。
絵を通して、人と場所、生活がつながっていく、奇跡のような物語がはじまり、下條ユリは京都にあたらしいアトリエを作りました。
そして、今度は東京の、浅草の、特別な場所で二度目の展示をします。

「メメント・モリ」とは、死を思うこと、生を思うこと。
なにかが死をむかえたとき、残されたわたしたちは新たなはじまりをむかえます。それは死が与えてくれた強い力です。
関東大震災、東京大空襲、そして東日本大震災と、大きな災禍をくぐり抜け残された浅草の蔵。
恰幅のよい大きな銀次親分と、ニャアとなく小さな銀次親分のたましいが見守るこの場所で、下條ユリの「メメント・モリ」を体験してください。



トークイベント「下條ユリ・夜のおはなし会」@バー

[A]3月19日(水)20時より 満席となりましたので受付終了いたしました
[B]4月5日(土)20時より 満席となりましたので受付終了いたしました

お耳代(入場料):投げ銭 
定員:椅子席 20名/桟敷席 10名 ※要予約(終了しました)
当日、受付にて500円のドリンクチケットをお求めください


 

<下條ユリ・プロフィール>
下條ユリは、東京サブカルチャーシーンの顔役として華やかなイラストレーター時代を過ごし、渡米後のThe Barnstormersとの共闘など、NYの先鋭的な文化芸術の世界に身を置きながら、結果的には、そのような誰かによってかたどられた「世界」から離れることを常に選択してきた。

「どこにも所属していない」ことは、自分を説明する多くの言葉(肩書き)から開放し、環境をシンプルに整え、画家としての「純粋さ」に近づく方法でもある。

また、家族全てと死別した彼女は、日本人・下條ユリとしても「どこにも所属していない」。
しかし、そのことは「世界」に対し孤独になることではない、純粋な魂は、あらゆる場、どんな生き物にも分けへだてなく反応することができるからだ。

下條ユリの描く、自然に、ゆるやかに、体を動かすようなライン、心を開放するかのような色彩の飛沫。その作品は、どんな場所にいても、すべての「世界」とつながることができるよう、本能的に選択した、強く美しいコミュニケーションの表現でもある。

<企画運営>
コトバヨネット/下條家文化事業企画

下條ユリ http://www.yurishimojo.com/

下條ユリ公式FBページ https://ja-jp.facebook.com/pages/Yuri-Shimojo-下條ユリ/510738782354262

Twitter: yurishimojo
tumblr: yurishimojo


 

[会場|ギャラリー・エフ 浅草]
所在地:東京都台東区雷門 2-19-18
江戸時代末の慶応4年(1868)、江戸の商業地として栄えた浅草雷門に建てられた土蔵を再生したアートスペース。国内外のアーティストたちの展覧会を開催する他、音楽、伝統芸能、パフォーマンス、講演会など、幅広い表現の場として活用されている。カフェ/バーを併設して1997年にオープン。1998年文化庁登録有形文化財に登録。

 

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