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『BLACK BOX』
パフォーマンス/インスタレーション|ドミニク BB

 

ロンドンを拠点に活動するアーティスト、ドミニクBBによるパフォーマンス。2012年9月に大野一雄舞踏研究所にて発表したソロ作品『BLACK BOX』を、浅草に江戸時代から建つ二階建ての土蔵空間で上演する。
黒漆の光沢が暗闇に仄めく緊密な空間を表題の「黒い箱」そのものとして取り込み、循環する生と死、破壊と再生をテーマに繰り広げられる身体表現。
各回限定20名、公演前三日間は舞台となる空間作品を公開する。

 

10月16日(水)〜18日(金
12:00〜19:00
空間展示は入場無料/公演は有料(要予約)

公演日程
2013年 10月19日(土
19:00
満席
20日(日
18:00
満席

入場:前売 3,000円 当日 3,200円(1ドリンク付)

定員:各回20名/要予約
満席となりましたので受付を終了いたしました[10/18]
ご予約のない方は当日お越しいただいても入場できませんのでご注意ください

パフォーマンス/空間デザイン|ドミニク BB
Dominique BB ウェブサイト >>

音 楽|山田有浩
生け花|森下洋世
照 明|角本 敦
協 力|大野慶人&大野一雄スタジオ/ギャラリー・エフ

 ドミニクBBは英仏印国籍を持ち、ロンドンを中心に各国で活躍するアーティストである。2005年からパフォーマンスを行い、舞踏のワークショップや公演などに参加、2012年の大野一雄フェスティバルでは、大野慶人とルーシー・グレゴワールの公演に出演した。
 2012年9月に大野一雄舞踏研究所で行ったソロ『ブラックボックス』は、黒と赤の中で裸身を晒し、自らの長い髪に黒い墨を浸して和紙に痕跡を残すという衝撃的な作品だった。2013年8月、アート千代田3331のロンドン由来のショートフィルム上映会「フューチャー・ショート」では、幕の中の見えない自分の映像とともに踊り、動きのリフレインから次第に身体が存在感を持って迫り出す作品『パ・ド・ドゥ』を創り出した。
 カトリックとヨガというアンビバレンツから精神と身体というテーマを持つドミニクBBは、舞踏家、ダンサーなどにインタビューしてサイトに掲載するなど、研究心豊かな思索するパフォーマーだ。その舞台は常に観客の目を奪う。次は何が現れるのか、楽しみにしている。

(舞踊批評/志賀信夫)

 

[会場|ギャラリー・エフ 浅草]
所在地:東京都台東区雷門 2-19-18

江戸時代末の慶応4年(1868)、江戸の商業地として栄えた浅草雷門に建てられた土蔵を再生したアートスペース。関東大震災(1923)、東京大空襲(1945)の二度の猛火に耐えた堅牢な造りが、江戸の建築を今に伝える。国内外のアーティストたちの展覧会を開催する他、音楽、伝統芸能、パフォーマンス、講演会など、幅広い表現の場として活用されている。カフェ/バーを併設して1997年にオープン。1998年文化庁登録有形文化財に登録。

http://www.gallery-ef.com