2012年 ギャラリー・エフ冬の音楽会月間『月夜の森 11』について
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12月15日(土)15:00/19:00


薩摩琵琶
友吉鶴心(ともよしかくしん)
『花一看』

第10章『平家儚常』第3回『壇の浦』

浅草出身の薩摩琵琶奏者・友吉鶴心が、伝統楽器の奏者としての決意とともに浅草から発信するイベント『花一看』。
「脚元を見つめる」という意味を持つ「看」をタイトルに、曲目や楽器にまつわる講話を交えてより身近に琵琶の音に親しみ、背景となっている日本の文化、現代における琵琶音楽の在り方を探る会です。薩摩琵琶の持つ勇壮さと繊細さ、奏者の息づかいまでをお楽しみください。
2012年夏から始まる第10章『平家儚常(へいけむじょう)』では、平家物語より様々な視点から『ものの哀れ』をテーマに上演いたします。
第3話では、映画《怪談》の音楽として生まれながら、近代琵琶音楽の代名詞ともなった『壇の浦』全曲を解説とともに上演。825年前、長門(山口県下関)壇ノ浦で繰り広げられた源平最期の戦いの様子を、鶴田錦史ならではの曲調でお聞きいただきます。
(講話:約45分/演奏:約15分)

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photo (C) L.A. TOMARI

友吉鶴心
1965年浅草生れ。幼い頃より様々な伝統芸能を学び、両祖父の偉業である薩摩琵琶の発展を志し鶴田錦史に師事、祖父の名跡を世襲。文部大臣奨励賞/NHK会長賞等受賞。スペシャルドラマ『坂の上の雲』をはじめ数々のNHKドラマの琵琶指導/出演、デーモン閣下との共演『琵琶絵巻』、作家橋本治氏と共作『古典の新作』等様々に活躍中。放映中のNHK第51回大河ドラマ『平清盛』では芸能全般の考証/考案/指導、効果音楽の一部を担当。台東区〈たいとう観光大使〉〈アートアドバイザー〉就任。日本大学芸術学部音楽学科講師。

LINK: 友吉鶴心/花一看
LINK: 友吉鶴心

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2012年『花一看』第10章公演より