薩摩琵琶
友吉鶴心(ともよしかくしん)
『花一看』
第10章『平家儚常』第3回『壇の浦』
浅草出身の薩摩琵琶奏者・友吉鶴心が、伝統楽器の奏者としての決意とともに浅草から発信するイベント『花一看』。
「脚元を見つめる」という意味を持つ「看」をタイトルに、曲目や楽器にまつわる講話を交えてより身近に琵琶の音に親しみ、背景となっている日本の文化、現代における琵琶音楽の在り方を探る会です。薩摩琵琶の持つ勇壮さと繊細さ、奏者の息づかいまでをお楽しみください。
2012年夏から始まる第10章『平家儚常(へいけむじょう)』では、平家物語より様々な視点から『ものの哀れ』をテーマに上演いたします。
第3話では、映画《怪談》の音楽として生まれながら、近代琵琶音楽の代名詞ともなった『壇の浦』全曲を解説とともに上演。825年前、長門(山口県下関)壇ノ浦で繰り広げられた源平最期の戦いの様子を、鶴田錦史ならではの曲調でお聞きいただきます。
(講話:約45分/演奏:約15分)
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