1958年オーストリア西端のフォアアールベルク州ドルンビルンに生まれる。87年から様々な工房で経験を積む。91年には自身のアトリエ兼ギャラリーを開き、ヨーロッパ各地で展覧会開催、フェアなどに出展。独創性の高いフォルム、豊かな質感と洗練された色彩の表現は、工芸の枠にとどまらず美術作品としての高い評価を得ている。
2004年4月、アジアで初となる個展『雅士』を東京(ギャラリー・エフ/浅草)にて、7月に『丹雅』を上海(半島芸術センター)にて開催。文字研究家である王超鷹との中国古代文字「雅体」を作品に刻んだ世界初のコラボレーション作品を発表。その技術と表現力の高さは陶芸の母国においても「西洋から来た新しい侘び寂び」と賞賛され、2年連続で上海芸術博覧会に招待出展。
06年には『粉色閨房/pink』(ギャラリー・エフ)において中国人画家張少俊、写真家ゲルハルト・クロッカーとともにエロスをテーマにした作品を出展。
東洋での評価を得てヨーロッパでも作品の価値が高まる中、06年3月ドイツ・バイエルン市の美術賞を受賞。07年ドルンビルンに新たなアトリエをオープン予定。

Thomas Bohle
JIBO
インタビュー

BACK
portrait: Klaus Andorfer
CLOSE