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6月28日(木)19:30

木津茂理(きつしげり)ソロライブ
民謡
ゆらりうたの森

 

都会のビルの谷間にあって時間が止まったような異空間の中で、
しっくいの壁と木が放つまろやかな響きに包まれる夜。
女性の唄を中心に、等身大で語られる民謡への想いが、深く心にしみわたります。

三味線|木津かおり

 

 2005年12月、木津茂理はエフの音楽会月間『月夜の森4』で初のソロライブを開催しました。民謡歌手の両親のもとに生まれ、一度は外の音楽を求めたものの、自らの魂から発する唄・民謡の魅力を再認識し、この道を進むことを決意。たった一人で挑んだ初の海外公演、様々な可能性を試した多彩なコラボレーションを経て現在に至るまで。その民謡人生の折々の記憶にまつわる唄を、アルバムをめくるように思いつくままぽつぽつと語り、空間に身をゆだねて唄いました。おばあちゃんの背中で聞いた子守唄、物心ついて初めて覚えた唄、旅先で魅了された民謡。ゆらりゆらりと行き来する等身大の語りと唄が、民謡に初めて触れる観客にも深く心にしみわたり、若い世代からも「日本人の遺伝子を感じた」「日本人でよかった」という感想が多く聞かれたライブでした。

 2006年6月、唄の世界を深める新たな決意とともに、同じ空間でソロライブ「ゆらりうたの森」を開催。津軽三味線で木津茂理とユニット「つるとかめ」を組む澤田勝秋、笛奏者雲龍も飛び入り参加した豪華なステージとなりました。
 そして今年も同じ6月に、第2回目となる「ゆらりうたの森」を開催。女性の唄を中心に、スタンダード民謡や三味線弾き唄いも交えたステージをお送りします。木津茂理と民謡ユニット「木津姉妹」を組む木津かおりも三味線で登場します。

 

木津茂理 プロフィール
木津茂理サイト