00.12.30 - 01.2.2
Xchange Project
ガブリエレ・グマイナー
Gabriele Gmeiner
Shoes
Reflecting Japanese Culture
靴
後援●オーストリア大使館
協賛●オーストリア・フォアアールベルク州/Fuss
und Schuh Culture (東京・駒形)
富士貿易株式会社/エクスチェンジ・プロジェクト・個人スポンサー
工芸と美術の融合、異文化の融合をテーマに、その国の伝統工芸を実地体験し、作品に反映させるアーティスト、グマイナー。日本で得た技術と印象を表現した6つの靴を展示。現代の日本の代表的文化としてマンガも取り入れ、作品の製作過程を全てマンガ形式のカタログで紹介。
展示風景
作品カタログとして製作したアートブック
『Step by Step』
ギャラリー・エフで販売中
1,000円
00.12.15 - 01.1.27
Xchange Project
Shovel Head 宇田川誉仁
in
Amsterdam
The
Day Breaks as Usual ソノヒハイツモノヨウニハジマル
粘土と金属によるオブジェ
プロデュース●ギャラリー・エフ
協賛●エクスチェンジ・プロジェクト・個人スポンサー
協力●コンシャス・ドリームス(アムステルダム)/ben
graphique
photo: Yasuyuki
Matsutani
flyer design: ben graphique
ギャラリー・エフがプロデュースしたプロジェクト。
金属と粘土で、精密でメカニカルな生物を創造するアーティスト、宇田川誉仁の初の海外個展となったアムステルダムの会場は、アムステルダムのスマートドラッグ・ショップ『コンシャス・ドリームス』。21世紀をまたぐ象徴的な展示として未来の生物や植物で店内を装飾し、その森は日々増殖していった。
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LINK
to*Conscious Dreams Amsterdam
2.24 - 3.20
SAKO
POLYPie!
陶オブジェ
「polyp(ポリープ)」とは、「珊瑚の類」「小水生動物」または「できもの」。SAKO
は、そういったポリープに「愛おしさ(ie)」を感じる。ポリープは、身体やココロの中に産まれた小さな始まりのかたち。
人物の表面をはがした肖像 それとも本来の姿?細胞の拡大?新種の生物?
触りたくなる柔らかい曲線。可愛いのにどこかグロい新種のペット?SAKO は、柔らかい触角を生やした 陶器のボディに灯りを使って息を吹き込む。その作品たちは、異形の容姿とは裏腹に、見る者の心を包み込む。
展示風景
LINK
to* SAKO WORK
3.24
- 4.8
南佳織
キレイゴト
ガラス
愛と憎しみ、優しさと悪意、同情と妬み・・。同じ人間の心の中には、まったく裏腹な感情が存在している。人は二つの感情をコントロールすることで理性と本能のバランスを探しているのかもしれない。
南佳織は、人の内面に潜む二面性を表現しようとしている。ガラス作品をつくることで二人の自分と対話し、心に感じたこと、葛藤を整理している。
「私の作品を見る人が、もう一人の自分と出会えることを願っています。ささいな出来事に、希望も、疑問も感じることができるよう、人が本音で自己と対話することができるきっかけになるような作品をこれからも作っていきたい」
南佳織は今回の個展で、ガラス作品によるインスタレーションを創出。ガラスという素材と、光と影によって人間の内面を映し出す空間製作に挑戦した。 |
4.18 - 5.27
Xchange Project
ギャラリー・エフ4周年企画
ゲルハルト・クロッカー
Gerhard Klocker
9 cuts
写真
後援●オーストリア大使館
協賛●オーストリア・フォアアールベルク州/富士貿易株式会社
エクスチェンジ・プロジェクト・個人スポンサー
1984年よりフォトグラファーとして表現活動を続けるゲルハルト・クロッカー。その作品は、挑発的で攻撃的なモチーフを多く切り取りながら、観る者の心を衝撃で突き刺すと同時に安らぎで包み込む。
ただ彫像のようにそこに在る現実の残酷さと、ただ圧倒的に美しく在る現実。 消えゆき永遠性を持たないその二つの現実世界に、彼は自らの繊細な感性と静かな哲学観とをもってただ向き合う。
光と影、生と死、静と動、性と無機、都市と自然・・
相反する二つの要素が究極のバランス感で混在するその作品群は、観る者の魂を翻弄し、複雑な迷宮世界へと誘う。その美しいプリントに存在する光の消失点やモチーフの微妙な相関図は、自由なイメージ世界へのゲートであり、フレームの奥に見いだす真実は、あくまで観る者の感性にゆだねられる。
写真集として出版された"9 cuts" の全作品をフルプリントで展示するとともに、未公開の新作 "California
Hardcore" も発表。オーストリアから初めて日本に渡る個展を開催。
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展示風景 photo:
Gerhard Klocker
California
Hardcore(カフェにて)
ゲルハルト・クロッカー写真集
"9
cuts" 3,700yen
"UNSWEETENED" 12,000yen
"THE UNCOMPLETE BOOK OF PORTRAITS" 9,600yen
ギャラリー・エフにて販売中
photographer
ゲルハルト・クロッカー
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9.14 - 10.14
Xchange Project
スザンヌ・リング+オリバー・グライェヴスキ
Susanne Ring + Oliver
Grajewski
she devil - icke ooch
後援●ドイツ大使館/東京ドイツ文化センター
協賛●IFA/富士貿易株式会社/エクスチェンジ・プロジェクト・個人スポンサー
「she devil」とは、英語のスラングで「悪魔のような女」。男性がちょっとひいちゃうようなたくましさや激しさを持つ女性。痛快に、勇ましく、ときにつまづきながらも人生と向き合い、自己と対話しながらアートと取っくみ合うスザンヌの作品世界は、様々な素材をベースにオブジェ・絵画・服飾などを組み合わせたインスタレーションとして発展。その作品群は、女性が自分らしく生きることの可能性を魅力いっぱいに表現しています。
今回の展示では、愛らしくも小悪魔的なモチーフが刺繍されたハンドメイドの女性用洋服を発表するとともに、アニメーション・ワークもモニターで紹介。
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「icke ooch」とは、ドイツ語、特にベルリンのスラングで「いいんじゃない?」というニュアンスを持つ言葉。she
devil 的な生き方を、否定するわけでも賛美するわけでもなく、ありのままに受け止めるスタンスを持つオリバー。彼の人生にとって大切なのは、身の回りのささやかな出来事や現象・
出会い・想い出たち。それらを丹念に拾い集め、人生の物語を日記のように絵と言葉で繊細に表現しています。その世界観は、自主制作のマンガ雑誌『タイガーボーイ』として完結。今回は二度の日本滞在のエピソードを中心とする『タイガーボーイ』最新刊18巻を英語と日本語テキストで発表。その原画を始めとするイラストレーション・ワークをモニターで展示。
ふたりの軽妙なバランスが生み出す、空間インスタレーション。
ベルリンで活躍する二人のアーティストの 「自分らしさ」が、心地よく届きます。
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展示風景 [1F]Susanne
[2F] Oliver
10.8
アミール・オル+タカハシアキコ
Amir Or + Akiko Takahashi
ポエトリー・リーディング
主催●イスラエル大使館
11.30 - 12.9
劇団モモノミミ
襞−ヒダ−
演劇
「モモノミミ」の中心メンバーの久保真理子と西村暁子は、92年より自主公演を開
始。2人は、99年に劇団「モモノミミ」を旗揚げし、年1回の公演を開催してきまし た。モモノミミのコンセプトは「良い匂いのする時間」。心地よく流れていく時間を久保の脚本と西村の舞台美術で演出しています。観客と同じ目線での芝居にこだわりながら、柔軟な発想で会場を選び、その場所の持つ「匂い」を生かした演劇空間を創ってきました。これまで、染織家のアトリエやギャラリーとバーの併設されたスペースなどで公演を行なってきました。また、画家によるライブペインティングやダンサーによるパフォーマンスなど、他分野のクリエイタ−とのコラボレーションも積極的に行なっています。
今回から大月美晴が出演メンバーとして参加、モモノミミが大切に温めてき た物語『襞-ひだ-』を上演。
『襞-ひだ-』は、ある二人の姉妹とその幼なじみの物語です。三人の女性が何気なく交わす日常の会話。その会話に耳を傾けると、彼女たちの生活が聞こえてきます。食べること、学校へ行くこと、そして何かを愛することも少しだけむずかしい生活。戦時下の日本、揺れ動く女性の心を描いた物語が静かに語られていきます。
舞台美術●西村暁子
劇団モモノミミ
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